はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
結婚相談所で婚活をしている女性から、「お見合いまでは成立するのですが、その後の交際が続きません」「何回か会うと男性から終了されてしまいます」というご相談をいただくことがあります。
お見合いが成立するのであれば、プロフィールや第一印象には一定の魅力があるということです。
それでも交際が続かない場合、男性との接し方に少し工夫できる部分があるかもしれません。
結婚相談所では、お互いに結婚を目的として出会っています。
だからこそ、一般的な恋愛以上に「結婚相手としてどうなのか」を意識しすぎて、交際初期から相手を評価するような接し方になってしまう女性もいます。
しかし、結婚を考える関係であっても、その前に必要なのは「またこの人に会いたい」と思えることです。
今回は仲人として多くの交際を見てきた経験から、結婚相談所で交際が自然に続く女性に共通する接し方についてお話しします。
最初から結婚相手として完成度を求めない
結婚相談所で出会うと、どうしても最初から厳しい目で男性を見てしまいがちです。
- 年収はどうか
- 仕事は安定しているか
- 住む場所はどうするのか
- 家事はできるのか
- 親との関係はどうなのか
- 結婚後のお金はどう考えているのか
もちろん、結婚相手を選ぶ以上、どれも無視できない問題です。
しかし、初対面や交際初期からすべてを確認しようとすると、会話が相手を知る時間ではなく審査する時間になってしまいます。
男性側も結婚相手を探していますから、自分が確認されていることには敏感です。
条件を確認することと、人柄を知ることは別です。
交際が自然に続く女性は、最初の段階では「この男性は結婚相手として100点か」ではなく、「もう一度会って、もう少し知りたいか」と考えています。
一回のデートですべてを判断しないことが、結果として良いご縁を残すことにつながります。
「話してくれる女性」より「話しやすい女性」になる
婚活では会話力が大切だと言われます。
しかし、話が上手である必要はありません。
交際が自然に続く女性に多いのは、男性が話しやすい雰囲気を作れることです。
男性が仕事の話をしたときに、「そうなんですね」で終わらせるのではなく、「その仕事は長いんですか」と一歩だけ話を広げる。
趣味の話であれば、「始めたきっかけは何だったんですか」と聞いてみる。
この程度で十分です。
重要なのは質問の数ではありません。
男性が話したことに関心を示すことです。
質問を次々に並べると面接のようになりますが、一つの話題を少し深く聞けば自然な会話になります。
そして、自分の話もしてください。
聞き役に徹しすぎると、男性からすると「自分ばかり話してしまった」「彼女がどんな人なのか分からなかった」と感じます。
会話は情報収集ではなく、お互いを知るためのものです。
男性の小さな配慮をきちんと受け取る
交際が続きやすい女性は、男性がしてくれたことを自然に受け取るのが上手です。
- お店を探してくれた
- 駅まで歩いてくれた
- 飲み物がなくなったことに気づいてくれた
- 予定をこちらに合わせてくれた
こうした小さな配慮に気づき、「ありがとうございます」「お店を探してくださって助かりました」と伝えられます。
大げさに褒める必要はありません。
男性としても、自分の行動を喜んでもらえれば、「次も何かしてあげたい」と思いやすくなります。
反対に、何をしても当然という反応が続くと、男性側の気持ちが下がってしまうことがあります。
婚活では男性を評価することに意識が向きやすいものです。
しかし、自分も相手から見られています。
相手の良いところを見つけ、それを言葉にできる女性は、一緒にいる時間の雰囲気を良くします。
男性を試すような接し方をしない
婚活が長くなると、「本当に私に興味があるのなら男性から誘うはず」「本気なら毎日連絡してくるはず」と考えることがあります。
その結果、自分からは何もせず男性の行動を試すようになってしまう女性もいます。
しかし、男性にも迷いがあります。
「楽しんでもらえただろうか」「次も誘って大丈夫だろうか」と考えている男性は少なくありません。
女性から好意がまったく見えなければ、男性も脈がないと判断することがあります。
交際が続く女性は、男性だけに関係を進めさせません。
- 今日は楽しかったです
- またお会いできたらうれしいです
- 今度はそこに行ってみたいですね
こうした小さな好意を自然に返しています。
追いかける必要はありません。
しかし、相手にだけ追わせる必要もありません。
二人で少しずつ距離を縮めることが大切です。
連絡では「正解」より続けやすさを考える
結婚相談所の交際でも、LINEやメッセージについて悩む女性は多いものです。
- 毎日送るべきでしょうか
- 何時間空けて返信すればいいですか
- 女性から送ると積極的すぎますか
こうした質問をよくいただきます。
しかし、すべての男性に通用する正しい頻度があるわけではありません。
連絡が好きな男性もいれば、仕事中はほとんどスマートフォンを見ない男性もいます。
交際が自然に続く女性は、決まった恋愛テクニックより相手とのペースを見ています。
毎日自然に続くなら毎日で構いません。
数日に一度でも会ったときに十分話せるなら、それも一つの形です。
重要なのは、連絡を愛情の測定器にしすぎないことです。
返信が少し遅いだけで不安になり、確認するようなメッセージを重ねると、お互いに疲れてしまいます。
LINEは関係を確認する場所ではなく、次に会うまでの関係をつなぐ手段くらいに考えたほうが自然です。
相手に合わせすぎない
男性への配慮は大切ですが、何でも相手に合わせれば交際が続くわけではありません。
- 「どこに行きたいですか」と聞かれて、毎回「どこでも大丈夫です」と答える
- 食べたいものを聞かれても、「何でもいいです」と答える
- 自分の希望を聞かれても、「あなたに合わせます」と言う
一見すると優しい女性に見えます。
しかし、男性側からすると、何を考えているのか分からず、デートのたびにすべてを決めなければならない負担を感じることがあります。
- 和食が好きです
- 静かなお店のほうが話しやすくて好きです
- 次は水族館に行ってみたいです
このように自分の希望を伝えたほうが、男性も動きやすくなります。
結婚生活では、何でも男性に決めてもらうわけにはいきません。
自分の希望を穏やかに伝えられることも、結婚相手としての安心感につながります。
小さな違いですぐに見切らない
結婚相談所では次の候補が見えるため、一人の男性に対する判断が早くなりやすい面があります。
- 服装が少し好みではなかった
- お店選びが普通だった
- 話が少し盛り上がらなかった
もちろん、明らかに合わないと感じた相手と無理に交際を続ける必要はありません。
しかし、初期段階の小さな違和感と、結婚生活に影響する本質的な問題は分けて考えたほうがよいでしょう。
- 服装は変わる可能性があります
- 会話も慣れれば変わります
- 初回のデートでは緊張している人もいます
一方、約束を守らない、店員への態度が悪い、こちらの話を聞かないといった部分は、その人の人柄を見るうえで重要です。
交際が続く女性は、変わりやすい部分と変わりにくい部分を分けて見ています。
デート後の気持ちは具体的に伝える
デート後の連絡は、次の交際につながる大切な場面です。
ここでも長文は必要ありません。
「今日はありがとうございました。楽しかったです」だけでも悪くありませんが、できれば一つ具体的な内容を加えてみてください。
今日教えていただいたお店、とてもおいしかったです
旅行のお話が面白くて、もっと聞いてみたいと思いました
次にお会いしたときは、今日話していた○○にも行ってみたいですね
こうした一言があると、男性にも女性が楽しんでいたことが伝わります。
交際初期は、お互いに相手の気持ちが分かりません。
だからこそ、好意を分かりやすく返すことには意味があります。
駆け引きで不安にさせるより、安心して次へ進める関係を作るほうが、結婚相談所の婚活では有効です。
結婚の確認は段階を踏んで行う
結婚相談所で出会っている以上、結婚観を確認することは必要です。
しかし、確認する順番があります。
初回から年収の使い方、家事分担、子ども、住宅、親との同居などを一気に確認すると、男性は「自分自身ではなく条件を見られている」と感じることがあります。
- 最初は人柄を知る
- 次に生活スタイルを知る
- 関係が深まってきたら、結婚観について話す
- さらに進んだら具体的な条件を確認する
このように段階を踏めば、同じ質問でも受け取られ方が違います。
結婚相談所だからこそ、結婚の話を避ける必要はありません。
ただし、結婚を急ぐことと、交際を丁寧に進めることは両立できます。
仲人を上手に使う
結婚相談所で婚活する大きな利点の一つは、交際中に仲人へ相談できることです。
- 彼はどう思っているのでしょうか
- 次のデートで結婚観を聞いてもいいでしょうか
- 交際を続けるべきか迷っています
こうしたときに、一人で結論を出す必要はありません。
特に交際初期は、相手の反応を必要以上に悪く受け取ってしまうことがあります。
逆に、自分では順調だと思っていても、改善したほうがよい部分が見つかることもあります。
婚活では、自分自身が当事者であるため、どうしても感情が入ります。
仲人はその関係を少し離れた位置から見ることができます。
結婚相談所を利用しているのであれば、紹介を受けるだけでなく、交際を進めるためにも仲人を活用してください。
「選ばれる」だけではなく「二人で作る」と考える
婚活中の女性は、どうしても「男性から選ばれるにはどうしたらいいのか」と考えがちです。
しかし、交際が自然に続く女性は、自分を一方的に選ばれる立場だとは考えていません。
- 自分も男性を見ています
- 同時に、男性も自分を見ています
- そして、その間に二人の関係があります
良い交際とは、女性が完璧な振る舞いをして男性から高評価をもらうことではありません。
お互いに少しずつ相手を理解しながら、「この人となら関係を作っていけそうだ」と感じられることです。
- 多少会話に失敗しても構いません
- 完璧なデートでなくても構いません
- 一緒にいて無理がなく、次も会ってみたいと思えることのほうが重要です
結婚相談所の婚活では、最終的に結婚生活を一緒に作れる相手を探しているからです。
まとめ
結婚相談所で交際が自然に続く女性には、男性を惹きつける特別な恋愛テクニックがあるわけではありません。
- 相手を最初から厳しく審査しすぎない
- 男性が話しやすい会話をする
- 小さな配慮をきちんと受け取る
- 相手を試さず、自分からも好意を返す
- LINEだけで男性の気持ちを判断しない
- 自分の希望も穏やかに伝える
- 小さな違いですぐに見切らない
- 結婚の話は関係に合わせて段階的に進める
こうした接し方の積み重ねが、「また会いたい」という気持ちにつながります。
婚活では結婚という結果を意識することは当然です。
しかし、結婚を急ぐあまり、一回一回の出会いを「合格か不合格か」で判断してしまうと、本来育つはずだったご縁まで失うことがあります。
最初から完璧な結婚相手に見える男性を探すのではなく、会うたびに理解が深まり、少しずつ安心できる男性にも目を向けてください。
そして、男性に選ばれることだけを考える必要もありません。
あなたも相手を知り、相手にもあなたを知ってもらいながら、二人で関係を作っていくのです。
結婚相談所で自然に続く交際とは、どちらか一方が頑張り続ける関係ではありません。
「また会いたい」が双方から少しずつ積み重なっていく関係です。
その積み重ねの先に、真剣交際や成婚があります。
結婚を目的とした婚活だからこそ、結果だけを急がず、一人の相手と関係を育てる時間も大切にしてほしいと思います。
はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
結婚相手を探している女性から、「どんな男性を選べば幸せな結婚ができますか」と聞かれることがあります。
年収、職業、学歴、容姿、年齢など、結婚相談所ではさまざまな条件を確認できます。
もちろん、結婚生活を考えるうえで条件を確認することは必要です。
しかし、実際に長く愛される夫婦を見ていると、条件だけでは説明できないものがあります。
それが「信頼関係」です。
結婚は、好きという感情だけで何十年も続くものではありません。
恋愛感情には波がありますし、仕事、家事、子育て、親の問題、健康、経済状況など、結婚後にはさまざまな出来事が起こります。
そんなときに二人を支えるのが、「この人なら大丈夫」「何かあっても話し合える」という信頼です。
では、長く愛される夫婦は、どのように信頼関係を築いているのでしょうか。
結婚相談所の仲人として多くの男女を見てきた経験から、婚活中の30代、40代の女性にも知っておいてほしいポイントをお話しします。
信頼関係は特別な出来事ではなく日常から生まれる
信頼というと、何か大きな出来事を乗り越えた結果として生まれるものだと思う人がいます。
しかし、夫婦の信頼関係は、もっと小さなことの積み重ねによって作られます。
- 約束した時間を守る
- できない約束を簡単にしない
- 連絡すると言ったら連絡する
- 相手が話しているときにはきちんと聞く
- 間違ったときには言い訳ばかりせず謝る
- 感謝したときには「ありがとう」と言う
こうした日常の行動です。
一つひとつは小さなことですが、結婚生活ではそれが何年、何十年と続きます。
反対に、小さな約束を何度も破る人は、少しずつ信頼を失っていきます。
一度の大きな裏切りだけが信頼を壊すのではありません。
日常の小さな不誠実も積み重なれば、夫婦関係に影響します。
婚活中にも、その兆候は見えています。
- デートの約束をどう扱うのか
- 予定変更の連絡をどのようにするのか
- 自分が言ったことを覚えているのか
結婚前だからこそ、こうした小さな部分をよく見てください。
言葉と行動が一致している
長く信頼される人には、言っていることと行動が大きく違わないという特徴があります。
- 「大切にする」と言いながら、自分の都合ばかり優先する
- 「結婚を考えている」と言いながら、将来について具体的な話を避け続ける
- 「何でも話して」と言いながら、都合の悪い話になると不機嫌になる
これでは、どれほど良い言葉を並べても信頼関係は築けません。
恋愛中は言葉に気持ちが動かされやすいものです。
特に婚活では、「結婚したら幸せにする」「ずっと大切にする」といった言葉をうれしく感じることもあるでしょう。
しかし、結婚相手を選ぶときには、言葉より行動を見ることが重要です。
何を言っているかだけでなく、実際に何をしているのかを見るのです。
長く愛される夫婦は、言葉だけで相手を安心させようとはしません。
普段の行動によって、「この人は信用できる」と感じさせています。
不満をため込まず、小さいうちに話す
夫婦になれば、意見が合わないことは必ずあります。
育った家庭も違えば、生活習慣も違います。
お金の使い方、休日の過ごし方、家事への考え方、親戚付き合いなど、すべてが最初から一致する夫婦はほとんどいません。
大切なのは、意見が違わないことではなく、違ったときにどうするかです。
長く良い関係を続けている夫婦は、不満を限界までため込んでから爆発させるのではなく、小さい段階で話しています。
- 私はこうしてもらえるとうれしい
- これは少し困っている
- 次からこうできないかな
この程度の段階で伝えられれば、大きな問題にならずに済むことは少なくありません。
反対に、「言わなくても分かってほしい」と我慢を続けると、相手は問題があることすら分かりません。
そして限界になってから過去の不満まで一気に持ち出すと、話し合いではなく責め合いになりやすくなります。
信頼関係のある夫婦とは、問題のない夫婦ではありません。
問題について話せる夫婦なのです。
相手を試さない
恋愛相談では、相手の気持ちを確認するために、わざと連絡を減らしたり、嫉妬させようとしたりする人がいます。
恋愛の初期段階では、駆け引きによって相手の関心を引けることもあるかもしれません。
しかし、結婚生活に必要なのは駆け引きではありません。
信頼です。
- 私が連絡しなかったら追いかけてくるかな
- 他の男性の話をしたら嫉妬するかな
- 何も言わなくても気付いてくれるかな
こうした試す行動を繰り返していると、相手も次第に疲れてきます。
夫婦になる相手には、自分の気持ちをある程度素直に伝えられることが重要です。
- 不安なら不安だと伝える
- 寂しいなら寂しいと伝える
- してほしいことがあれば、できるだけ具体的に伝える
- 相手を試すより、話す
この習慣がある二人は、結婚後も問題を解決しやすくなります。
「ありがとう」を当たり前にしない
交際を始めたばかりの頃は、相手が何かしてくれるたびに感謝できます。
- デートのお店を予約してくれた
- 送り迎えをしてくれた
- 忙しい中で時間を作ってくれた
そんなことにも「ありがとう」と言えるでしょう。
ところが関係が長くなると、相手がしてくれることを当然だと思うようになることがあります。
夫婦になれば、さらにその傾向は強くなります。
- 家事をして当然
- 働いて当然
- 子育てをして当然
- 話を聞いて当然
しかし、長く愛される夫婦ほど、こうした「当たり前」に感謝を伝えています。
感謝は大げさである必要はありません。
- ありがとう
- 助かった
- やってくれてうれしい
この一言があるだけで、相手の受け取り方は変わります。
結婚生活では、特別な愛情表現よりも、日常的な感謝のほうが関係を支えることがあります。
相手の弱い部分を攻撃材料にしない
信頼関係を築くうえで非常に重要なのが、相手が見せた弱さを後から攻撃材料にしないことです。
人は信頼している相手だからこそ、自分の弱い部分を見せます。
- 仕事への不安
- 家族についての悩み
- 過去の失敗
- 自分に自信がない部分
こうしたことを話したときに、後の喧嘩で持ち出されたらどうでしょう。
- だからあなたは駄目なのよ
- あのときだってそうだった
と言われれば、次から本音を話したくなくなります。
一度や二度なら仲直りできても、それが繰り返されると、夫婦なのに本音を話せない関係になります。
信頼とは、「この人には弱い自分を見せても大丈夫」と思えることでもあります。
相手から聞いた大切な話をどう扱うか。
これは結婚相手としての人間性が表れる部分です。
喧嘩のときこそ人柄を見る
婚活中は、相手と楽しく過ごせるかを重視する女性が多いでしょう。
もちろん、それも大切です。
しかし、結婚相手を見るなら「楽しいときの相性」だけでは不十分です。
むしろ確認したいのは、意見が合わないときの態度です。
- 感情的になって暴言を吐く
- 無視をする
- 一方的に帰る
- 自分の間違いを絶対に認めない
- 何日も連絡を断って相手を困らせる
こうした行動があるなら注意が必要です。
反対に、腹が立っていても最低限の礼儀を保てる人は、結婚生活でも話し合える可能性があります。
夫婦生活では、意見の対立を完全になくすことはできません。
だからこそ、婚活では「喧嘩をしない相手」を探すのではなく、「喧嘩になっても関係を壊さない相手」を探すという視点も必要です。
お金について話せる関係を作る
結婚後の信頼関係を考えるなら、お金の話は避けられません。
恋愛中には、お金の話をすると現実的すぎると感じる女性もいます。
しかし、結婚は生活です。
収入だけでなく、支出、貯蓄、住居、保険、子ども、老後など、お金に関係する話は数多くあります。
重要なのは、金額が完全に一致することではありません。
お金について隠さず話せるかどうかです。
例えば、一方は将来のために貯蓄したいのに、もう一方は収入のほとんどを使いたいという考えであれば、結婚後に衝突する可能性があります。
それでも、お互いの考えを話して調整できるなら解決策はあります。
怖いのは、話し合うことそのものを避ける関係です。
信頼関係とは、楽しい話だけができることではありません。
現実的で少し話しにくいことについても、二人で向き合えることなのです。
信頼できる相手かは婚活中から分かる
結婚してから相手の本性が分かった、という話を聞くことがあります。
確かに、一緒に暮らさなければ分からない部分はあります。
しかし、結婚前にも多くの材料は出ています。
- 店員への態度
- 家族への接し方
- 予定が狂ったときの対応
- 自分より立場の弱い人への態度
- 約束に対する考え方
- お金の使い方
- 失敗したときの態度
- 意見が違ったときの反応
こうした部分には、その人の普段の価値観が表れます。
婚活では、条件に目が向きすぎると、このような部分を見落とすことがあります。
条件はプロフィールで確認できます。
しかし、信頼できる人物かどうかは、実際に会いながら確認するしかありません。
結婚相談所での婚活でも、お見合いから交際へ進んだ後は、条件確認だけでなく人柄を見る時間にしてください。
自分自身も信頼される女性になる
結婚相手に「信頼できる男性」を求めることは大切です。
同時に忘れてはいけないのが、自分も相手から見られているということです。
男性も結婚を考えるとき、「この女性と長く生活していけるだろうか」と考えます。
- 感情によって態度が大きく変わらないか
- 約束を守る人か
- 話し合いができる人か
- 自分の意見だけを押し通さないか
- 困ったときに協力できる人か
- 安心して本音を話せる人か
- こうした部分を見ています
婚活では「選ぶこと」に意識が向きがちですが、結婚はお互いに選び合うものです。
理想の男性を探すだけではなく、自分自身も「この女性なら信頼できる」と思われる行動を積み重ねる必要があります。
それが結果として、良い男性から結婚相手として選ばれることにもつながります。
まとめ
長く愛される夫婦が築いている信頼関係は、結婚した瞬間に完成するものではありません。
日常の小さな行動を積み重ねながら、少しずつ作っていくものです。
- 約束を守る
- 言葉と行動を一致させる
- 不満をため込まずに話す
- 相手を試さない
- 感謝を言葉にする
- 相手の弱さを攻撃材料にしない
- 意見が違っても話し合う
- お金など現実的な問題から逃げない
どれも華やかなものではありません。
しかし、結婚生活を長く支えるのは、このような地道な積み重ねです。
30代、40代の婚活では、どうしても相手の条件が気になるでしょう。
年齢や年収、職業など、現実的な条件を確認することは悪いことではありません。
ただ、その条件と同じくらい、「この人を信頼できるか」「この人は私を信頼してくれるか」という視点を持ってください。
そして、楽しいときだけではなく、予定通りにいかなかったときや意見が食い違ったときの相手を見てください。
そこには結婚後の姿につながる部分が表れます。
結婚は、いつまでも恋愛の高揚感だけで続いていくものではありません。
それでも、「この人の味方でいたい」「この人なら自分の味方でいてくれる」と思える夫婦は強いものです。
その土台にあるのが信頼関係です。
婚活で本当に探したいのは、条件の良い男性だけではありません。
良いときも大変なときも、二人で話し合いながら人生を進めていける男性です。
そして、自分自身もその男性から信頼される女性であることです。
長く愛される夫婦とは、最初から完璧に相性が良かった二人ではありません。
お互いを尊重し、小さな約束と誠実な行動を積み重ねながら、「この人となら大丈夫」という信頼を育て続けられる二人なのです。
はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活を始めると、「結婚相談所とマッチングアプリはどちらがいいですか」「婚活パーティーにも参加したほうがいいですか」と聞かれることがあります。
確かに、現在は出会いの方法が非常に多くなりました。
結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティー、婚活イベント、友人や知人からの紹介、趣味を通じた出会いなど、それぞれに特徴があります。
そこで30代、40代の女性に知っておいてほしいのは、婚活では必ずしも一つの方法に絞る必要はないということです。
実際、婚活がうまく進む人ほど、それぞれの出会い方の特徴を理解し、自分に合った形で組み合わせています。
ただし、何でも同時に始めればよいわけではありません。
出会いを増やしすぎれば、一人ひとりを見る余裕がなくなり、かえって判断しにくくなることもあります。
大切なのは「出会いの数」ではなく、「出会い方の組み合わせ」です。
今回は結婚相談所の仲人として、婚活成功者がどのように出会いの方法を使い分けているのかをお話しします。
一つの出会い方に固執しない
婚活が長引いている女性の中には、何年も同じ方法だけを続けている人がいます。
- マッチングアプリだけを続けている
- 婚活パーティーだけに参加している
- 知人からの紹介だけを待っている
もちろん、その方法で良い出会いがあるなら問題ありません。
しかし、半年、一年と続けても結果が変わらないのであれば、一度やり方を見直したほうがいいでしょう。
出会い方によって、出会える男性の層や結婚に対する温度感、出会ってから交際までの進み方が異なるからです。
一つの方法でうまくいかないことが、そのまま「自分は婚活に向いていない」という意味にはなりません。
単に、その出会い方と自分の性格や希望が合っていない場合もあります。
婚活成功者は、結果が出ない方法に必要以上に執着しません。
一定期間取り組んで結果を確認し、必要なら別の方法を加えたり、比重を変えたりします。
この柔軟性は、婚活において非常に重要です。
結婚相談所を婚活の「軸」にする
結婚を明確な目的として婚活するのであれば、結婚相談所を活動の軸にする方法があります。
結婚相談所の大きな特徴は、結婚を希望している男女が活動していることです。
恋人ができれば十分という人を探す場所ではなく、その先の結婚を見据えて相手を探す場所です。
特に30代、40代の女性にとって、「相手に結婚する意思があるのか分からない」という時間を長く過ごすことは大きな負担になります。
一般的な恋愛では、数か月付き合ってから結婚の話をしたところ、男性から「まだ結婚は考えていない」と言われることもあります。
結婚相談所であれば、少なくとも結婚を希望して活動を始めているという前提があります。
もちろん、入会しているだけで相性の良い男性と出会えるわけではありません。
それでも、婚活の目的を一致させた状態から始められることには大きな意味があります。
マッチングアプリは出会いの幅を広げやすい
結婚相談所を利用しながら、マッチングアプリを併用する女性もいます。
マッチングアプリの魅力は、出会える範囲の広さです。
普段の生活では接点のない職業や地域の男性とも知り合える可能性があります。
仕事が忙しくても、空いた時間を利用して相手を探せる点も便利です。
一方で、利用目的には個人差があります。
結婚を強く希望している男性もいれば、まずは恋人を探している男性もいます。
そのため、結婚相談所とまったく同じ感覚で利用しないことが重要です。
プロフィールだけで結婚への本気度を決めつけず、実際のやり取りや会話から確認していきます。
「将来的には結婚したいと思っていますか」など、必要なことは関係が進む中で確認して構いません。
婚活成功者は、出会い方によって相手を見るポイントを変えています。
婚活パーティーは対面力を生かせる
文章でのやり取りより、実際に会ったほうが自分の良さが伝わりやすい女性には、婚活パーティーや婚活イベントが向いている場合があります。
プロフィール写真や短い自己紹介文だけでは伝わらない魅力があります。
- 表情
- 声
- 話し方
- 相手の話を聞く姿勢
- 一緒にいるときの雰囲気
こうしたものは、実際に会わなければ分かりません。
また、自分自身も男性を判断しやすくなります。
プロフィールではそれほど気にならなかった男性が、会ってみたら非常に話しやすいということもあります。
逆に、条件は理想的でも、実際に話してみると合わないこともあります。
婚活パーティーを「そこで結婚相手を必ず見つける場所」と考える必要はありません。
自分がどのような男性と話しやすいのかを知る場所として利用することにも意味があります。
紹介という出会いも残しておく
婚活を始めると、婚活サービスだけに意識が向きがちです。
しかし、友人や知人からの紹介も立派な出会い方です。
紹介の利点は、第三者が双方をある程度知っていることです。
もちろん、「友人の紹介だから安心」とまでは言えません。
恋愛や結婚の相性は本人同士でなければ分からないからです。
それでも、まったく接点のない相手と一から出会う方法とは違った特徴があります。
そこでおすすめしたいのは、信頼できる人には婚活中であることを伝えておくことです。
「良い人がいたら紹介して」と軽く伝えておくだけでも構いません。
紹介を待つだけの婚活はおすすめしませんが、可能性を自分から閉じる必要もありません。
出会いの入口は複数持っておくほうが、思わぬ縁につながることがあります。
組み合わせるなら役割を決める
複数の婚活方法を使うときに重要なのが、それぞれの役割を決めることです。
例えば
- 結婚相談所を中心にして、結婚への意思が明確な男性との出会いを作る
- マッチングアプリでは、相談所とは違う層の男性との接点を増やす
- 月に一度程度は婚活イベントへ参加し、実際に男性と会話する機会を持つ
- 知人から紹介の話があれば、条件だけで断らず一度検討する
このように役割を分けると、活動が整理しやすくなります。
反対に、相談所でもアプリでもパーティーでも毎日のように相手を探し続けると、婚活そのものに疲れてしまいます。
婚活は出会った人数を競うものではありません。
最終的に一人の相手と良い関係を築くことが目的です。
同時進行を増やしすぎない
出会いの方法を組み合わせるときに注意したいのが、男性との同時進行を増やしすぎることです。
婚活では、交際が確定する前に複数の男性と話したり会ったりすること自体は珍しくありません。
問題は人数が多くなりすぎることです。
- 誰と何を話したのか分からなくなる
- 一人ひとりへの興味が薄くなる
- もっと良い男性がいるのではないかと考え続ける
- 少し気になる部分があるだけで次の男性へ移ってしまう
こうなると、出会いは増えているのに関係は深まりません。
婚活成功者は、入口を広く持っていても、関係が進み始めたら人数を整理していきます。
「広く出会い、狭く深める」という感覚が必要です。
出会い方ごとに同じ基準で判断しない
複数の婚活方法を利用する場合、すべての男性を同じ条件で比較しないことも重要です。
- 結婚相談所ではプロフィールに多くの情報が掲載されているため、会う前から条件を比較できます
- 一方、自然な紹介では、最初から詳細な条件を知るとは限りません
- マッチングアプリでは写真やメッセージの印象が大きくなります
- 婚活パーティーでは短時間の会話が判断材料になります
つまり、入口で得られる情報が違うのです。
それなのに、すべてを同じ基準で比較すると判断が偏ります。
- アプリでは写真が良い男性ばかり選ぶ
- 相談所では条件が良い男性ばかり申し込む
- パーティーでは会話が上手な男性だけに注目する
こうなると、それぞれの出会い方の長所を生かせません。
出会った後に「実際の人物を見る」という段階を必ず入れることが大切です。
婚活成功者は定期的に活動を見直す
婚活は始めたら同じ方法を続ければよいものではありません。
一定期間ごとに振り返ることが必要です。
例えば
- 三か月活動したのであれば、その期間に何人と出会ったかを確認します
- そのうち、もう一度会いたいと思った男性は何人いたか
- 二回目、三回目につながった男性はいたか
- 自分から断ることが多かったのか
- 男性から断られることが多かったのか
- どの出会い方から良い関係が生まれやすかったのか
ここまで確認すると、自分に合う婚活方法が見えてきます。
例えば、アプリではたくさんマッチングするのに会うところまで進まない一方、婚活パーティーでは二回目につながることが多いのであれば、対面型の活動に比重を置く選択があります。
婚活成功者は、「みんなが使っているから」という理由だけで婚活方法を選び続けません。
自分の結果を見ながら調整しています。
疲れたら方法を増やすのではなく減らす
婚活がうまくいかなくなると、「もっと頑張らなければ」と考えてしまう女性がいます。
- アプリを増やす
- パーティーへの参加回数を増やす
- 休日をすべて婚活に使う
しかし、疲れている状態で出会いを増やしても、良い判断ができるとは限りません。
男性に会うこと自体が面倒になったり、初対面の会話が雑になったりすることもあります。
そうなったら、方法を増やすより減らしてください。
- 自分に合わないものを一つ休む
- 会う人数を少し減らす
- 結婚相談所など中心となる活動だけは続ける
婚活では、活動量だけでなく継続できることが重要です。
短期間に全力を出して疲れ切るより、適切なペースで続けられる仕組みを作ったほうが結果につながりやすくなります。
仲人を活用して婚活全体を整理する
結婚相談所を利用するメリットの一つは、第三者に相談できることです。
自分一人で婚活していると、判断が偏ることがあります。
- いつも同じタイプの男性を選んでいる
- 条件を厳しくしすぎている
- 反対に、妥協してはいけない部分まで我慢している
- 良い関係になりそうなのに、早すぎる段階で断っている
本人には見えにくい傾向もあります。
仲人は、無理に相手を勧めるためだけにいるのではありません。
活動全体を客観的に見る役割もあります。
アプリや紹介など別の方法を併用する場合でも、「自分はどのような男性を選びやすいのか」という視点を持っておくと、婚活全体の判断に役立ちます。
出会いを増やすだけでなく、自分の選び方を知ることも婚活成功には欠かせません。
まとめ
婚活成功者が実践している出会いの組み合わせ方で大切なのは、単純に出会いの数を増やすことではありません。
- 結婚相談所には、結婚を希望する人同士で出会いやすいという特徴があります
- マッチングアプリには、出会いの幅を広げやすいという特徴があります
- 婚活パーティーや婚活イベントには、実際に会った印象から判断できるという特徴があります
- 友人や知人からの紹介にも、既存の人間関係を通じた出会いという特徴があります
それぞれに長所と注意点があります。
だからこそ、「どれが一番優れているか」ではなく、「自分にはどう組み合わせるのが合っているか」と考えることが重要です。
特に30代、40代の婚活では、時間を有効に使う必要があります。
一つの方法だけで結果が出ない状態を何年も続ける必要はありません。
一方で、焦ってあらゆる方法に手を出し、疲れてしまう必要もありません。
結婚を明確に希望するのであれば結婚相談所を軸にする。
そこに、自分の状況に応じてアプリや婚活イベント、紹介などを加える。
そして、良い相手との関係が始まったら出会いを増やすことより、その一人を知ることに時間を使う。
この切り替えが大切です。
婚活は、多くの男性から一番良い人を選ぶゲームではありません。
自分に合う一人と出会い、お互いを知り、二人で関係を作っていく活動です。
出会いの入口は複数あって構いません。
しかし、ゴールは一人です。
だからこそ、自分に合った出会い方を組み合わせながら、出会うことと関係を深めることのバランスを取ってください。
出会いの方法を上手に組み合わせることができれば、婚活の可能性を広げながら、限られた時間をより有効に使えるようになります。
それが、婚活を長期戦にしないための現実的な考え方なのです。
はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活や恋愛のご相談を受けていると、「好きな人ができると、その人のことばかり考えてしまう」「連絡が来ないだけで一日中落ち着かない」という女性に出会うことがあります。
恋愛に夢中になること自体は、決して悪いことではありません。
問題になるのは、恋愛が生活の一部ではなく、生活のほとんどを占めるようになったときです。
相手から連絡が来るかどうかで一日の気分が決まり、相手の態度が少し変わるだけで仕事も手につかなくなる。
嫌われることが怖くて言いたいことを言えず、本当は不満があるのに相手に合わせ続ける。
このような状態では、恋愛を楽しむというより、恋愛に振り回されることになります。
特に30代、40代の婚活では、「この人を逃したら次がないかもしれない」という焦りが加わり、相手への執着が強くなることもあります。
恋愛依存から抜け出すために必要なのは、恋愛をやめることではありません。
恋愛以外にも自分の生活を支えるものを持ち、相手との適切な距離を保つ習慣を身につけることです。
結婚相談所の仲人として多くの男女を見てきた経験から、現実的に取り組める方法をお話しします。
まず「恋愛中心の生活」になっていないか確認する
恋愛依存から抜け出すための第一歩は、自分の生活がどの程度、相手中心になっているのかを確認することです。
- 朝起きたら最初に相手からの連絡を確認する
- 仕事中にも何度もスマートフォンを見る
- 返信が遅いと、「嫌われたのではないか」と考える
- 相手の予定に合わせるため、自分の予定を変更する
- 友人との約束より相手を優先する
- 相手が何をしているのか気になり、SNSを何度も確認する
このような行動が増えているなら、恋愛が生活の中心になりすぎている可能性があります。
ここで重要なのは、自分を責めないことです。
好きな相手ができれば、気になるのは自然です。
ただし、その状態が自分の日常を壊しているのであれば調整が必要です。
恋愛は人生を豊かにするものであって、人生そのものを不安定にするものであってはいけません。
まずは、自分の時間の使い方を客観的に確認してください。
連絡を待つ時間を減らす
恋愛依存に近い状態になると、相手からの連絡を待つ時間が非常に長くなります。
実際の時間ではなく、意識の中で待っている時間です。
- そろそろ返信が来るかな
- 既読になったのに返ってこない
- 今日はまだ連絡がない
こうして一日に何度も相手を意識していると、恋愛の占める割合はどんどん大きくなります。
そこで必要なのが、スマートフォンを確認する回数を意識的に減らすことです。
- 仕事中は机の上に置かない
- 入浴中や食事中は別の部屋に置く
- 通知が気になるのであれば、一時的に通知を切る
すぐに返信しなければ関係が終わるわけではありません。
むしろ、いつでも相手の連絡を最優先する習慣ができると、自分自身が疲れてしまいます。
良い恋愛とは、常につながっている関係ではありません。
連絡していない時間にも、それぞれが自分の生活を送れる関係です。
相手の返信を「評価」にしない
恋愛相談で非常に多いのが、相手の返信によって自分の価値まで判断してしまうケースです。
- 返信が早ければ、「好かれている」
- 遅ければ、「興味を失われた」
- 文章が長ければ安心し、短ければ不安になる
もちろん、連絡の変化から相手の気持ちが読み取れる場合はあります。
しかし、毎回のメッセージだけで相手の気持ちを判断することはできません。
- 仕事が忙しい日もあります
- 疲れている日もあります
- そもそも連絡そのものを重要視しない人もいます
一通の返信が短かっただけで、「嫌われた」と結論を出す必要はありません。
そして何より、相手から返信が来るかどうかと、あなた自身の価値は別の話です。
婚活では、この二つを切り離して考えることが重要です。
恋愛以外の予定を先に入れる
恋愛依存から抜け出すために、私が現実的だと思う方法の一つが、恋愛以外の予定をきちんと入れることです。
好きな人ができると、「もしかしたら会えるかもしれない」と考えて予定を空けてしまう人がいます。
しかし、相手から誘われるか分からない状態で毎週予定を空けていると、生活が相手待ちになります。
- 友人と食事をする
- 習い事へ行く
- 美容院へ行く
- 買い物へ行く
- 運動する
- 一人で映画を見る
- 家族と過ごす
どのようなことでも構いません。
自分の予定を先に作ってください。
相手から誘われたときに予定が入っていたなら、別の日を提案すればいいのです。
「いつ誘われても大丈夫な女性」になる必要はありません。
自分の生活を持っている女性のほうが、長い交際や結婚を考えたときにも健全な関係を作りやすいものです。
一人で過ごせる時間を作る
恋愛依存から抜け出すうえで、一人で過ごせることは非常に重要です。
「一人でいること」と「孤独であること」は同じではありません。
一人でも落ち着いて過ごせる人は、恋人に必要以上の役割を求めません。
反対に、一人の時間が苦痛になると、その空白をすべて恋人に埋めてもらいたくなります。
- 毎日連絡してほしい
- 休日は必ず会ってほしい
- いつも自分を優先してほしい
- 自分の不安をすべて解消してほしい
相手に求めるものが増えれば、恋愛関係そのものが重くなってしまいます。
結婚したとしても、夫婦が24時間ずっと一緒にいるわけではありません。
仕事もあれば、それぞれの友人関係や趣味もあります。
一人でも機嫌よく過ごせることは、実は結婚生活にも必要な力なのです。
「嫌われないこと」を目的にしない
恋愛依存が強くなると、恋愛の目的が「相手と良い関係を作ること」から「相手に嫌われないこと」へ変わってしまう場合があります。
- 本当は行きたくない場所でも「行きたい」と言う
- 嫌なことをされても笑って済ませる
- 相手の都合にいつも合わせる
- 自分の希望を言わない
これでは、一時的に関係が続いても、自分自身が苦しくなります。
結婚を考えるのであれば、なおさらです。
結婚生活では、自分の考えを伝えなければならない場面が数多くあります。
何でも相手に合わせる女性が結婚向きなのではありません。
必要なことをきちんと話しながら、二人の折り合いをつけられる女性のほうが、安定した夫婦関係を作りやすいものです。
嫌われないことより、無理をしない関係を作ることを考えてください。
相手を理想化しすぎない
恋愛に依存しやすいときには、相手を実際以上に素晴らしい人物として見ていることがあります。
特に出会って間もない時期は、まだ相手について知らないことがたくさんあります。
分からない部分を、自分の理想で補ってしまうのです。
- きっと誠実な人だろう
- 私のことを理解してくれるはず
- この人なら幸せにしてくれる
そう考えているうちに、「絶対にこの人を失いたくない」と思うようになります。
しかし、婚活では相手を好きになることと同時に、相手を知ることも必要です。
言葉だけではなく行動を見る
自分への態度だけではなく、他人への態度も見る
約束を守る人なのかを見る
意見が違ったときの対応を見る
恋愛感情が強くなるほど、意識して現実を見ることが大切です。
相手に合わせる前に自分の希望を確認する
婚活中の女性には、「相手はどう思っているでしょうか」という相談が非常に多くあります。
もちろん、相手の気持ちを考えることは大切です。
しかし、それと同じくらい重要なのが、「私はどうしたいのか」という視点です。
- 彼は結婚する気がありますか
- 彼は私を好きですか
- 彼は連絡を面倒だと思っていますか
こうしたことばかり考えていると、自分自身の希望が抜け落ちます。
そこで、一度問いを変えてみてください。
- 私はこの男性と本当に結婚したいのか
- 私はこの連絡頻度で満足できるのか
- 私はこの扱われ方で幸せなのか
- 私はこの人と一緒にいると自然でいられるのか
相手から選ばれることだけを考えず、自分も相手を選んでいるという意識を持つことです。
この視点を持つだけでも、恋愛への依存度はかなり変わります。
恋愛がうまくいかない時間にも意味がある
30代、40代になると、恋愛が終わったときに焦りを感じる女性もいるでしょう。
- また一から相手を探さなければならない
- 時間を無駄にした
- この年齢で別れるのは怖い
そう考えると、本来なら終わらせたほうがよい関係にも執着してしまうことがあります。
しかし、合わない相手との関係を続けることが、必ずしも時間を大切にすることにはなりません。
結婚を望むのであれば、「誰かと付き合っている状態」を維持することより、「自分に合う人と出会える状態」を作るほうが重要です。
一つの恋愛が終わったら、自分が何を求めていたのか、どこで無理をしていたのかを振り返る時間を持つ。
その経験は、次の相手選びに活かすことができます。
恋人がいない期間を失敗と考える必要はありません。
自分の生活を立て直す時間にもなるのです。
結婚相手には依存ではなく協力を求める
結婚は、どちらか一方がもう一方を支え続ける関係ではありません。
二人で生活を作っていく関係です。
もちろん、苦しいときには頼って構いません。
夫婦なのですから、助け合うことは必要です。
しかし、「この人がいなければ私は幸せになれない」という状態と、「この人と一緒なら人生をより良くできる」という状態には大きな違いがあります。
結婚相談所で婚活をしている女性にも、私はこの違いを大切にしてほしいと思っています。
自分の人生を相手に預けるのではなく、自分の人生を持った二人が協力する。
そのほうが長期的には安定した夫婦関係になりやすいのです。
まとめ
恋愛依存から抜け出すために必要なのは、「恋愛をしないこと」ではありません。
恋愛だけに自分の生活や感情を集中させない習慣を作ることです。
- 相手からの連絡を待つ時間を減らす
- 返信の早さだけで自分の価値を判断しない
- 恋愛以外の予定を持つ
- 一人でも充実して過ごせるようにする
- 嫌われないためだけに相手へ合わせない
- 相手を必要以上に理想化しない
「相手がどう思うか」だけではなく、「私はどうしたいか」を考える。
こうしたことを一つずつ習慣にしていくことで、恋愛との距離感は変わっていきます。
特に30代、40代の婚活では、結婚への焦りから一人の男性に必要以上に執着してしまうことがあります。
しかし、「この人を逃したら次がない」と考え始めたときほど、一度冷静になってください。
結婚相手は、何としてでもつなぎ止める相手ではありません。
お互いに自然な状態で関係を続けられる相手です。
恋愛は人生の大切な一部ですが、人生のすべてではありません。
仕事、友人、家族、趣味、一人の時間など、自分を支えるものが複数ある女性ほど、一つの恋愛だけに振り回されにくくなります。
そして、自分の生活をきちんと持てるようになると、男性を見る目も変わってきます。
「私を好きになってくれるか」だけではなく、「この男性は私の人生に合う人なのか」と考えられるようになるからです。
婚活で大切なのは、男性に依存することでも、一人で何でもできる女性になることでもありません。
必要なときには相手を頼り、相手が困っているときには自分も支えながら、それぞれが自分の足で立っている関係を作ることです。
恋愛依存から抜け出すことは、恋愛を遠ざけることではありません。
むしろ、相手に振り回される恋愛から、二人で育てていける恋愛へ変えていくことです。
その先にこそ、安心して続けられる交際と、現実的な結婚生活があるのだと思います。
はじめに
恋愛のプロ・仲人の舘です。
婚活をしている30代、40代の女性から、「出会いはあるのに恋愛につながりません」という相談を受けることがあります。
- マッチングアプリを使っている
- 婚活パーティーにも参加している
- 友人から男性を紹介してもらうこともある
- 実際に男性と食事へ行くこともある
それなのに、なかなか交際まで進まないという悩みです。
こうした状況が続くと、「もっと出会いを増やさなければ」と考えがちです。
しかし、結婚相談所の仲人として多くの男女を見てきた経験からいうと、出会いの数だけを増やしても恋愛につながるとは限りません。
大切なのは、出会った人数ではなく、その出会いが次の段階へ進む条件を持っているかどうかです。
今回は、恋愛につながる出会いとそうでない出会いには何が違うのかを、実際の婚活で役立つ視点からお話しします。
「出会った」というだけでは恋愛は始まらない
婚活では、「出会い」という言葉を広い意味で使います。
- アプリでマッチングしたことも出会いです
- 婚活パーティーで話したことも出会いです
- 知人から男性を紹介されたことも出会いです
しかし、当然ながら、出会っただけで恋愛が始まるわけではありません。
恋愛につながるには、少なくとも「もう一度この人と話したい」「もう少し知りたい」という気持ちが双方に必要になります。
ここで重要なのは、最初から強い好意が必要なわけではないということです。
むしろ30代、40代の婚活では、一目惚れのような強い感情より、「嫌ではない」「もう一度会ってみてもいい」という小さな興味から始まる関係を大切にしたほうがいい場合があります。
恋愛につながらない女性の中には、この最初の判定が厳しすぎる人がいます。
- 初対面で恋愛感情が生まれなかったから対象外
- 会話が少し盛り上がらなかったから対象外
- 外見が完全に好みではなかったから対象外
これでは、せっかくの出会いが育つ前に終わってしまいます。
恋愛につながる出会いには「次」がある
恋愛につながる出会いと、そうでない出会いを見分ける一つの基準が「次」です。
初対面でどれほど盛り上がったかだけを見る必要はありません。
それよりも、次の連絡があるか。
次に会う話が出るか。
お互いについて、さらに知ろうとしているか。
ここを見ることが大切です。
初対面で二時間楽しく話せても、その後どちらからも連絡しないのであれば、恋愛には発展しません。
反対に、最初は多少ぎこちなくても、「今度はあのお店へ行きましょう」「次はもう少しゆっくり話したいですね」と自然に次へ進む関係には可能性があります。
恋愛は、一回の出会いの完成度より、関係が継続していくことのほうが重要です。
婚活では「初対面でどれだけときめいたか」より、「二回目に会いたい理由が一つでもあるか」という視点を持ってみてください。
条件だけで選ぶと出会いが止まりやすい
結婚を意識すると、相手の条件を見ることは必要です。
- 年齢
- 職業
- 収入
- 居住地
- 婚姻歴
- 家族構成
- 将来の希望
こうした情報を確認すること自体は悪くありません。
結婚生活には現実がありますから、条件をまったく考えずに相手を選ぶこともおすすめできません。
問題は、条件だけで「会う価値がある人」「会う価値がない人」を決めてしまうことです。
プロフィール上では魅力的に見えなくても、実際に会うと話しやすく、一緒にいると落ち着く男性はいます。
反対に、条件が非常に良くても、会話や価値観、生活感覚が合わない男性もいます。
プロフィールは相手を知る入口であって、人物そのものではありません。
恋愛につながる出会いを増やしたいなら、条件で候補を絞ることと、実際に会った人を人間として見ることを分けて考える必要があります。
「減点方式」の出会いは恋愛になりにくい
30代、40代になると、これまでの恋愛経験や人生経験があります。
その経験が相手を見る目につながる一方、知らないうちに減点項目を増やしていることがあります。
- 話し方が少し気になる
- 服装が好みではない
- 店選びが完璧ではない
- LINEが少し短い
- 趣味が違う
- 緊張していて会話がぎこちない
こうした小さな違和感を一つずつ減点していけば、ほとんどの男性が対象外になってしまいます。
もちろん、何でも我慢すればいいわけではありません。
- 横柄な態度を取る
- 約束を守らない
- 店員への態度が悪い
- こちらの話をまったく聞かない
- 結婚について根本的な考えが違う
こうした部分はきちんと見る必要があります。
重要なのは、「結婚生活に影響する問題」と「単なる好みの違い」を分けることです。
恋愛につながる出会いを持てる女性は、この区別が比較的上手です。
相手から選ばれる視点も必要になる
婚活では、自分が男性を選ぶことばかり考えてしまうことがあります。
しかし、当然ながら男性も女性を見ています。
自分が「この人はいいかもしれない」と思ったとしても、男性から「もう一度会いたい」と思ってもらえなければ関係は続きません。
ここに、単なる出会いと恋愛につながる出会いの大きな違いがあります。
恋愛につながる出会いは、双方の興味によって成立します。
だからこそ、「良い男性を探す」だけでは足りません。
相手が一緒にいて心地よいと思える接し方も必要です。
例えば
- 男性の話にきちんと反応する
- 質問ばかりにならず、自分の話もする
- 楽しかったのであれば、楽しかったと伝える
- 相手の良かったところを言葉にする
こうしたことは特別な恋愛テクニックではありません。
人と関係を築くうえでの基本です。
相手を審査するだけの時間にしないことが、次の出会いにつながります。
「自然な出会い」にこだわりすぎない
婚活相談では、「できれば自然に出会いたい」という話もよく聞きます。
職場や趣味、友人関係などから自然に恋愛へ発展することを理想とする人もいるでしょう。
もちろん、そのような出会いも素敵です。
ただ、30代、40代になると、生活環境によっては自然な出会いそのものが少なくなります。
- 職場の顔ぶれは変わらない
- 友人も既婚者が増える
- 新しい異性と接する機会がほとんどない
その状況で「自然な出会いだけ」を待つと、時間だけが過ぎてしまう可能性があります。
マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所などを利用することは、出会いを不自然にすることではありません。
出会う場所が違うだけです。
どこで出会ったかより、出会った後にどのような関係を築くかのほうが、結婚にとってははるかに重要です。
恋愛につながる女性は一度で結論を出さない
初対面の男性について、「よく分からなかった」という感想になることがあります。
これは決して悪い結果ではありません。
初対面の一時間や二時間で、その人のすべてが分かるはずはないからです。
特に婚活では、お互いに緊張しています。
- 普段は話しやすい男性でも、初対面では口数が少なくなることがあります
- 反対に、初対面では非常に魅力的でも、何度か会ってから違和感が出てくる人もいます
そこで私が大切だと思うのは、「もう会いたくない理由が明確にあるか」です。
明確な理由がないのであれば、もう一度会って判断してもいいのです。
- 二回目になると緊張が取れ、会話の内容が変わります
- 三回目になると、仕事や生活、家族、将来など、少し深い話もできるようになります
恋愛につながる出会いは、最初から完成しているとは限りません。
会う回数によって育っていく出会いもあります。
出会いの数より「振り返り」が重要
婚活が長引いている女性におすすめしたいのが、自分の出会いを振り返ることです。
- この半年で何人と会ったか
- その中で二回目につながった男性は何人いたか
- 自分から断った理由は何だったか
- 男性から断られることが多いのは、どの段階だったか
- 同じような男性ばかり選んでいなかったか
こうして整理すると、自分の婚活の傾向が見えてきます。
例えば、10人と会って全員を一回目で断っているのであれば、出会いが少ないことが問題ではない可能性があります。
反対に、何人と会っても男性側から二回目を希望されないのであれば、初対面での接し方を見直す必要があるかもしれません。
恋愛につながらない理由を「良い男性がいない」の一言で終わらせてしまうと、婚活は変わりません。
出会いの結果を振り返ることは、自分を責めることではなく、次の出会いを良くするための作業です。
結婚相談所の出会いにも育てる意識が必要
結婚相談所には、結婚を希望している男女が集まっています。
その意味では、恋愛から結婚につながりやすい環境の一つです。
しかし、結婚相談所に入会すれば、自動的に恋愛が始まるわけではありません。
- お見合いを申し込む
- 実際に会う
- もう一度会う
- 少しずつ相手を知る
- 交際しながら将来について話す
こうした段階を一つずつ進む必要があります。
結婚への意思がある人同士だからこそ、相手を見る目も真剣になります。
そこで必要なのが、「完成された理想の相手を探す」という考え方から、「この人とは関係を育てられるだろうか」という考え方への転換です。
完璧な相手を探せば、欠点ばかりが目につきます。
一緒に関係を作れる相手を探せば、見る部分が変わります。
結婚は、条件の良い人を見つけて終了する活動ではありません。
その相手と生活を作っていくことが本番なのです。
恋愛につながる出会いは「相互性」がある
私が多くの男女関係を見てきて、恋愛につながる出会いに共通すると感じるのは、一方通行ではないということです。
- 自分だけが質問している
- 自分だけが連絡している
- 自分だけが会いたがっている
- 反対に、相手だけが頑張っていて、自分にはほとんど興味がない
このような関係は長続きしにくいものです。
恋愛につながる関係では、程度の差はあっても双方が少しずつ動いています。
- 女性から連絡すれば男性からも連絡が来る
- 男性が誘えば、女性も次につながる反応をする
- 相手が話せば、自分も話す
どちらかだけが頑張るのではなく、お互いが関係に参加しています。
最初から五分五分である必要はありません。
ただ、時間がたっても一方だけが関係を支えているのであれば、一度立ち止まって考えたほうがいいでしょう。
まとめ
恋愛につながる出会いとそうでない出会いの違いは、単純に「良い男性と出会えたかどうか」だけではありません。
出会った後に、双方がもう少し相手を知ろうとしているか。
- 一度の印象だけで結論を出していないか
- 条件だけで相手を判断していないか
- 自分も相手から選ばれる立場であることを意識できているか
- 二人の間に「次」があるか
こうした点が重要になります。
婚活がうまくいかないと、出会いの数を増やすことばかり考えてしまいます。
しかし、10人との出会いを10回の初対面で終わらせるより、一人との出会いを二回、三回と育てた結果、その人をきちんと判断できることのほうが大切な場合もあります。
30代、40代の婚活では時間も大切です。
だからこそ、誰とでも何度も会えばいいということではありません。
明確に合わない相手とは早めに区切りをつける。
一方で、悪くないのに「ときめかなかった」という理由だけで可能性を閉じない。
この判断のバランスが重要です。
恋愛につながる出会いとは、最初から運命を感じる出会いとは限りません。
- もう一度会ってみよう
- もう少し話してみよう
その小さな興味を双方が持ち、少しずつ関係を進められる出会いです。
出会いがないと思っている人の中には、実際には出会っているのに、その出会いを恋愛へ育てる前に終わらせている人もいます。
婚活では、出会う力と同じくらい、出会った相手を見極め、関係を育てる力が必要です。
出会いの数だけを追うのではなく、「この人とは次に進めるだろうか」という視点を持ってみてください。
その積み重ねが、単なる出会いを恋愛へ、そして恋愛を結婚へとつなげていくのです。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








