
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
現在のパートナーと出会ったきっかけについての、ある全国調査。
「知人・友人からの紹介」、「職場恋愛」、「街コン・婚活パーティー」、「マッチングアプリ」、「結婚相談所」といったきっかけの割合を調査したものです。
その中で「結婚相談所」で出会った割合が全国平均で2.9%。
それをさらに地域別に比較しているデータによると、最も「結婚相談所」で出会った割合が高かったのは8.0%で愛知県でした。
2位は東京都で6.0%です。
全国平均が2.9%ですから、他の地域にかなり差をつけて、愛知では結婚相談所での結婚割合が多くなっています。
愛知県の中でも、とくに名古屋はブライダル産業が盛んな地域です。
結婚相談所の数も多く、大手相談所だけでなく地域密着型の結婚相談所など、そのスタイルもさまざまな形で展開されています。
そして名古屋に限らず東海地方は、製造業が多く未婚男性が多い地域であることも、この結果に影響していると考えられそうです。
実は全国的に結婚相談所は男女比が4:6で男性が少なく女性の方が苦戦しがちです。
しかし、東海地方は男性会員が多く、女性に有利な地域だとされていることも関係していると考えます。

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
「実家暮らしは楽だし、お金も貯まる」といった理由で実家暮らしを続けている婚活女子のかたには、一人暮らしをオススメします。
持病があり家族のサポートが必要、またご両親が高齢で心配といったケースもありますので、実家暮らしが絶対にダメというわけではありません。
しかし、なんとなく実家暮らしを続けているけど本当は結婚したい!という人は、まず一人暮らしにチャレンジしてみるのもひとつです。
何度か一人暮らしをすることのメリットをお伝えしてきましたが、一人暮らしは結婚生活に向けて自分自身が成長ができるのはもちろん、一人暮らしをしていること自体が婚活において強みになり、有利なポイントになるのです。
一人暮らしをしているというだけで、生活力がありそう、自立している、頼りがいがありそうといった「この人となら一緒に生きていけそうだ」という印象を持ってもらえる可能性が高まります。
逆に実家暮らしをしているとなると、生活に必要な家事や手続きなど、生活力の面で不安な印象を与えてしまいます。
恋愛では一緒にいて楽しいことが重要ですが、結婚となると話が別で、そういった今後の暮らしに直結したイメージも大事なポイントとなるのです。

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
地球上で日本の真裏にあるブラジル。
陽気な国民性のイメージがありますが、そんなブラジルの結婚事情について調べてみました。
ブラジルでも日本と同様に晩婚化の傾向が見られます。
その要因の一つも日本と同じで、女性の高学歴化や社会進出が目まぐるしく進み、キャリア志向の女性が増えたことがあげられます。
実際にブラジルの企業では管理職が女性である場合も非常に多いそうです。
2011年にはブラジル初の女性大統領が誕生しており、このようなことからも、社会全体での女性の地位が高くなっていることが強く感じられます。
それ自体はとても良いことですが、女性が社会で活躍すると同時に晩婚化も進んでしまうのが、なんとも悩ましいです。
晩婚化はさらに少子化という問題も引き起こすわけですが、ブラジルも例外ではなく、少子化も社会問題になっています。
ブラジルは1960年代、一家庭あたりの子ども数が平均6人で、かなりの子だくさんな国でした。
しかし、現在ではラテン・アメリカ12か国中最低の出生率で推移しています。
これを受けて、ブラジルでは国が妊娠した女性の支援に力を入れています。
妊婦検診のための仕事の欠勤は欠勤扱いにならず、有給を使わなくても給料の支払いが保証されていたり、120日間の産休の間の給料も政府から支払われます。

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
実親は、新しいパートナーと実子の間で、とても微妙な立場におかれるため、悩むことが予想されます。
再婚後は子どもがパートナーに対して素直でなかったり、反抗的な態度がみられたりと、親を困らせるケースが多いです。
それに対してパートナーが強く叱ってしまい、子どもとパートナーの関係が悪化するのはもちろん、実親はまるで、今までの自分のしつけまでも責められているような気分になってしまいます。
このように、パートナーと子どもとの間に挟まれ、非常に複雑な気持ちに陥りやすいです。
そんなパートナーに気を使って、実親は実子を叱ることを繰り返してしまう。
そうすると、実子は余計に気持ちが安定せず、困った行動をさらに長引かせます。
また再婚後は、実親は新しい家族として上手くやろうと、新しいパートナーやその子どもとの関わりに意識がいきがちです。
実親は実親子二人で過ごす時間を1日に1回は持つようにするなど、実子の心のケアも優先に考えもしょう。
また以前の記事でも触れていますが、新しいパートナーは「子どもを叱る」行為は実親に任せて、子どもに共感する側や遊び相手の担当になるのが子どもと良い関係を築くためには得策です。

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
今では完全に市民権を得た「婚活」というワード。
いつ頃から使われるようになったのかご存知ですか。
「婚活」という言葉の生みの親は日本社会学者の山田昌弘教授です。
山田教授が執筆し、2008年に出版されベストセラーになった「『婚活』時代」(白河桃子さんとの共著)をきっかけに、「婚活」という言葉は広がりました。
「婚活」というワードは就職活動「就活」をもじって、生み出された造語です。
「『婚活』時代」の中で、山田教授は、現代では漠然と生活しているだけでは結婚できなくなり、意識的に結婚するための活動をする必要があるということを書いています。
漠然と生活していても結婚できた時代があったことのほうが、今の婚活世代にとっては驚きというか、なんとなく結婚ができる時代なんて、羨ましすぎるという感想を持つ人は多いでしょう。
バブル崩壊前までの、男性はほとんど定職についていて、女性は結婚して家庭に入るという、ある意味、社会全体の決まったレールがあり、結婚しやすかった面があると思います。
また職場で上司から無理やり紹介されたり、親戚のおばさんが良い人を紹介してくれたり…恋愛下手でも出会うことが可能だったと思うのです。
しかし現代では、価値観も多様化する中、それでも結婚するかどうか悩み、結婚したいと思っても、努力しないと出会えない。
そんな若者の置かれた実情に「婚活」という言葉がしっくりとハマり、市民権を得たのだと思います。