仲人の舘です。
出会ってから結婚まで、それほど時間がかからないのがお見合いの良いところでしょう。
結婚まで進展しない時も判断が早く、ドライに見えるかも知れませんが合理的です。
お見合いをしたら、結論を出すまでの期間がおよそ3ヶ月と言われています。
結論というのは入籍や結婚式ではなくお互いの間で結婚の合意、すなわちプロポーズです。
デートが5回続いているなら、結婚に向けて進んでいるという事でしょう。
判断に5回要するのは、時間がかかりすぎかも知れません。
世間一般でいうデートとお見合いからのそれとでは根本的な性質が異なりますから、思っている以上に進行は早いものです。
いたずらに時間をかければ良いというものではなく、一回ごとしっかりお相手を見る必要があります。
必然的に、会話の内容は結婚を見据えたものになっていくのではないでしょうか。
5回目以降になってからは断る事ができない、などという事はありません。
お見合いは、事前にお相手のことをある程度は知っているのがメリットです。
しかし、経歴や持病といった部分で嘘があった場合、この前提部分が崩れてしまうため5回目以降だろうとお断りを入れる事に問題はありません。
もちろん一方的な話ではなく、形式に則った段取りを取りましましょう。
仲人の舘です。
日常では、そう簡単にドラマのような出会いは起こりません。
出会えたとしたら、文字通り運命的なものでしょう。
言ってみれば一か八かのギャンブルで、リスクが高いため人生を大きく左右する結婚にはなかなか使えませんね。
友人の紹介というのも似たようなものですから、結婚が目的でしたら婚活を積極的に行いましょう。
婚活の一つに入るお見合いアプリとは、フェイスブックの利用者数を使ったマッチング手段です。
圧倒的な会員数をほこる場所ですから利用者数もかなり期待でき、実際に運営開始から早々に100万人突破した事で話題になりました。
参加人数が多ければ、それだけ出会いの数も多くなる可能性も
高くなりますから、選択肢としてありと言えるのではないでしょうか。
しかし、お見合いアプリがフェイスブックを利用しているとなると気懸かりなのは友人に活動している事がバレてしまうことでしょう。
その点については心配無用で、友達にばバレないよう配慮がされています。
また利用する際に使用する名前も実名ではないため、安心して利用できそうです。
本来なら出会いの場において実名を用いない事はご法度ですが、今回はフェイスブックという舞台上を利用しているため実現可能な手段のようです。
仲人の舘です。
人が人から無条件に祝福される機会というのは、そう多くありません。
誕生日といえばその代表的なもので、レストランでイベントに居合わせれば自然と拍手を贈っているのではないでしょうか。
それと似た、あるいはそれ以上に祝福されるものとしては結婚があります。
個人の特別な日ではなく、二人にとって特別な日は、たとえ年月を重ねても変わることはありません。
結婚35周年ともなれば、これはもうお見事な歴史です。
25周年といえば銀婚式、50年といえば金婚式は有名ですね。
35周年という、なんとも中途半端にも見えますが年齢的には還暦頃かも知れないという事でこの節目に相応しい記念年の事は珊瑚婚式と呼びます。
西洋の風習を日本に取り入れて始まったものですが、記念年にちなんだ物を互いに贈るのが一般的でしょうか。
珊瑚というと、若い頃にはあまり馴染みがないかも知れませんね。
しかし結婚してから35周年を迎える頃には、宝飾品にしても雑貨でも素敵なものを贈って良いでしょう。
これまでの円満な生活とこれからの平穏な日常を祈念して気持ちを込めると、単なる35周年がかけがえのない1年になりそうです。
ちなみにこの記念年、15周年までは毎年あって以降は5年毎に制定されています。
仲人の舘です。
有名な歌の歌詞にもありましたが、生まれ育った環境が違えば価値観も違ってきます。
そんな二人が出会って結婚するのですから、どれほど相性が良くても無理が出ない方が不自然です。
どこかで生じた無理をどう解消するかが問題であり、ただ抑制すれば良いというものではありません。
過度な抑制の先に待っているのは爆発ですから、ガス抜きが必要という訳です。
お相手に理想的な結婚像を求め過ぎる事は、お相手だけでなく自分の中にも抑制するものを作ってしまいます。
あれがなければ、これさえしなければと小さな不満を積み重ねた先にあるものなど想像したくもありませんね。
色々な考え方があると踏まえた上でも、その結婚観は是正すべきでしょう。
他人同士が一つ屋根の下で生活する事は、言葉ほど簡単な話ではありません。
抑制ではなく、まずは個性をそうあるものとして捉える事が先決ではないでしょうか。
結婚は、理想を押し付けあう関係ではなく、互いに足りないものを補い合う関係だと言えます。
その点で言うと、恋愛から入るものより、お見合いから入る結婚の方が本来あるべき姿に近付きやすいでしょうか。
離婚率が低い、という裏付けされたデータもありますからね。
もちろん、どう出会ったかよりもどんな結婚生活を送っているかが大切な事は言うまでもありません。
仲人の舘です。
婚活にかかる期間は人それぞれ、とは言えやはり気になるものです。
早いほうが良いに越したことはないのでしょうが、早さだけを追求して良いこともないでしょう。
人生の一大事を決める部分ですから、たとえ5年かかっていようと意思は明確にしておく事が大切です。
まずは、婚活を始める際に意気揚々と掲げた条件が本当に結婚する上で必要なものかどうか吟味する必要があります。
たとえば良く見る公務員という条件ですが、今後景気がうなぎ登りになって相対的に価値が低下した時も同じ事を言えるでしょうか。
5年先までの事ではなく、もっと長い目で見てみると良いでしょう。
とは言え、婚活の期間が長引いてくると周囲からのプレッシャーも大きくなります。
特に女性は両親からのお小言が多くなりやすく、引っ越してまで環境を変える方が少なくありません。
やはり5年という期間は婚活をする上で長いと感じる方が多いようで、少し行動を整理する必要がありそうです。
婚活を続けていると、いつの間にか目的と手段が入れ替わっている事があります。
異性との出会いそのものを楽しみ始めたら要注意で、一旦リセットしましょう。
パワースポットを訪れてみたり全く別の趣味に没頭してみたり、一度婚活から離れる事も時に必要です。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








