仲人の舘です。
ありそうでなかった相席させる居酒屋が、このところ隆盛のようです。
婚活と言うほど気合いは入っておらず、異性とお酒を飲んで喋ってという事をするだけのシンプルさが受けているのでしょうか。
大手の店ともなると全国にチェーン展開しており、実は近所にあったという事もありそうです。
ただ行くにあたっては、最低限知っておきたい情報もあり、たとえば居酒屋ダイニングでは男女どちらも一人での入店はできません。
一人だと入店出来ないというのは、おそらく居酒屋ダイニングに限った話ではないでしょう。
この手の相席する飲み屋は、気楽に相席できることが重要ですから1対1の状況は避けます。
2対2以上ならハードルは一気に下がり、店としても運営しやすくなるでしょう。
相席ダイニングでの出会いは、どちらかと言えば一期一会になるかもしれません。
意気投合すれば仲良くなる事もあるかもしれませんが、本当にただ相席しただけといった気軽さがあります。
これを婚活に直接結び付けるのは難しくても、異性間コミュニケーションの予行演習と考えてみるのはいかがでしょう。
ただ、あくまでも出会いの場としての居酒屋ですからあまりにもラフな格好で行くのは避けておきたいです。
また、連絡先の交換は店の確認を取ってから、という形式の場所も少なくないので確認しておきましょう。
仲人の舘です。
結婚のご祝儀袋については、筆記具は毛筆や筆ペンを用いるのがマナーで、表書きは筆文字がいいでしょう。
また、受付係の人や新郎新婦に読んでもらいやすいよう、楷書体ではっきり記入することを忘れてはいけません。
中袋まですべて筆文字だと一番いいのですが、そこまでするのは大変なので、濃い黒字なら、サインペンでもかまいません。
結婚のご祝儀袋に表書きする時は、「寿」、「御祝」、「御結婚御祝」などと書くのですが、祝御結婚にするより、御結婚御祝の5文字の方がよく、スマートに見えます。
そして、贈り主の名前は、やや小さめに書くことです。
友人や後輩などの結婚式に出席する場合、祝儀袋の色は白が基本になりますが、親しい友人や後輩の結婚式へ出席する場合は、カラフルな色のご祝儀袋でもかまいません。
結婚のご祝儀をする時は、包むお金は必ず新札を用いるので、早めに用意しておくことです。
新札の用意を忘れた場合は、アイロンでお札のしわをのばすか、会場のフロントで新札に替えてもらうかで対応すると良いです。
結婚のご祝儀を手渡すときには、中身がわからないようにして渡すのがマナーなので、奉書紙で中包みして、上包みをし、水引をかけて熨斗を添えましょう。
祝儀を複数連名で贈る場合は、目上の人を右から順にフルネームで記入していきます。
仲人の舘です。
結婚する場合、何はなくとも、お金がないと結婚準備ははかどりません。
結婚する時は、結婚資金が必ず必要になるので、用意できるお金をまず把握しておく必要があります。
婚約までに貯めたお互いの自己資金はとても大事で、結婚が決まってから貯めていく二人のそれぞれの資金を足すと、それなりの額にはなるでしょう。
独身時代にどれだけ計画的に貯金をしてきたかが問われるところで、新生活やハネムーンの費用を考えると、できるだけ貯金をしておきたいところです。
親からの援助は、結婚の費用に大きくプラスになりますが、親が用意してくれた支度金やお祝いの援助を受けずに、自分たちだけで結婚式をする人もいます。
しかし実際は、多くの人が親の援助を受けているのが実態であり、足りない分をカバーしてもらっています。
最初は自分たちの資金だけでと思っていても、結局、予算が足りなくなり、援助をお願いするというケースが多いのです。
結婚のために使えるお金は、貯蓄と入ってくるお金にわけることができますが、入ってくるお金は、ご祝儀と親からの援助、お祝い金になります。
親からの援助は約7割のカップルがもらっているという実態があり、職場や組合などからのお祝い金を当てにしている人もいます。
最終的には、入ってくるお金がどれくらいかを算出して、二人の貯蓄を合わせた額が結婚費用の目安になるのかもしれません。
仲人の舘です。
未婚であることに対する後ろめたさは、昔に比べるとすっかり薄まっているでしょうか。
結婚率の低下は、ひとえに女性の社会進出という宿願が実を結びつつあると言えるのかもしれません。
それでもやはり、結婚を一つの区切りと考える風潮は根強く、未婚者と既婚者で分類される事はしばしばです。
だからと言って、何も考えずに結婚して良いかといえば、今は後悔のほうが強く印象に残ってしまうでしょう。
どういったプロセスで出会っているかが、一つ大きな鍵を握っていそうです。
男性でも昇進に影響するなどという話は今でも耳にしますから、焦る気持ちはわかります。
しかし、その先に後悔が待っている事は想像に難くなく、またそうでない場合にも陥りやすい罠が潜んでいます。
現在の主流は恋愛結婚ですが、恋愛と結婚は近いようでいてかなり遠い場所にあるものです。
恋愛時にお相手の欠点を冷静に分析できる人は大したもので、普通は良いトコロしか見えません。
そのまま盛り上がって結婚となった場合に、良いのは最初だけで、次第に後悔が出てきます。
今まで見ようとしてこなかったお相手の欠点が、とにかく気になるようになってしまい、途端に息苦しくなるのです。
感情が高まったところでプロポーズという流れになるのではなく、一旦冷静になってからでも遅くはありません。
仲人の舘です。
かつては「25歳を過ぎると女性は行き遅れ」などと言われていましたが、現代ではまずあり得ません。
晩婚化の進みは、それだけ女性の選択肢が増えてきたと言えるのではないでしょうか。
それでも生物学的な事を言えば、やはり結婚に際して適齢期と呼ばれるものは存在するのでしょう。
とかく生殖機能は加齢とともに衰えていきますから、子供を希望するのであれば適齢期について考えてみたいです。
世間の評価とは少し異なって見えるかもしれませんが、結婚相談所という立場から適齢期を見てみます。
男性の場合は30歳前後が、女性だと27歳前後となるでしょうか。
男性はもう少し年上でも良いとする考えもありますが、概ね35歳頃までに収束する気がします。
どうしてもイメージの問題から男性は40歳、女性は35歳を過ぎると適齢期を過ぎたかなと思われてしまうようです。
純粋に、生き物として見れば男女ともに若い程条件としては良好です。
しかし男性には収入が期待されますから、社会人として責任のある立場に出てくるだろう30歳くらいが結婚の適齢期となる訳です。
女性が比較的高めなのは、若さを保ちつつ精神的な成熟に期待してといったところでしょうか。









恋愛のプロ・仲人の舘は、口が上手いわけでも、押しが強いわけでも、まして魔法を使えるわけでもありません。








